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第1章 年の離れた従兄 第9話

مؤلف: 花宮守
last update تاريخ النشر: 2025-03-02 06:42:57

 年の離れた従兄の部下である人。彼女と私は、ある程度親しかったことになる。この距離感からして、それこそ姉妹のように。

 七華さんがさり気なくちりばめてくれる、記憶のかけら。まだ、つなぎ合わせるほどの数は集まっていない。

「晧司さんが私を山奥に閉じ込めているのは、それが理由なんでしょうか」

 私の行動を恐れてのことだとしたら、辻褄は合う。だけど、従兄に過ぎない彼がなぜそこまで。私はこの世に晧司さんしか、血のつながった人間がいないのだろうか。

「『閉じ込めて』ですか……軟禁状態であることは確かですものね」

 そう、軟禁状態。木々の緑も夏の花も、鏡のような湖も気持ちがよくて、大自然に囲まれて健やかな気分になる一方で、自分の正体は霧に包まれて見えない。

 ひょっとしたら、私は七華さんの同僚? くノ一的な。だとすれば、かくまわれているのも、彼女と親しいことにも納得がいく。記憶さえ戻れば、また晧司さんのために働ける――みんなでそれを待っている、とか?

 または……怖い夢が現実だった場合。晧司さんの会社の関係で、何らかの事情があって私が襲われて、罪滅ぼしに大事にされている。この方向は
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  • 愛は星影に抱かれて   第1章 年の離れた従兄 第2話

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